ガラスコートは周りの物に付かないように作業台は保護をして施工を行ってください。
以下のデモンストレーションはスマートフォンに対して施工しておりますが、宝石や車のフロントガラス、他のガラス製品をガラスコーティングする際にも同じ施工方法になります。
Dグラスコートは水と反応しガラス層を生成し強度を高めます。施工の際は以下の手順を守ってください。
正しく施工しなければコーティング剤が水と適切に反応せず最大限の強度が得られません。
Dグラスコートは以下の手順で施工します。
- ガラス面が清潔に保たれているか、水分がついていないかご確認ください。
- 施工用パットを使って円を描くようにコーティング剤をガラス面に塗ってください。
- 1枚目の布で時計回り、反時計回りと円を描くようにガラスにコーティング剤を刷り込んでください。こうすることでより良くしみ込み効果がでます。
- 少量の水を加え2枚目の布でガラスに刷り込んでください。
- 3枚目の布でガラスを拭き水分を取り除いてください。
コーティングは全部で3回行います。手順2~5を後2回繰り返します。
3回の手順を推奨しております。ほとんどの状況においてはこちらで十分ですが、さらにコーティング回数を増やせばガラスの強度がさらに増します。
それぞれのレイヤーを施工する際は、Dグラスコートで表面を軽く湿らせるくらいで十分です。(水で処理をする前)強度はレイヤーを追加する度に強くなりますが、1層のレイヤー大量のガラスコート剤を大量に使用しても強くなるわけではありません。
また、Dグラスコートはガラスをすぐに強化しますが、最大限の強度に達するには約1週間を要します。
Dグラスコートは既存のガラス組織にも入り込み、その一部となるので施工された製品の寿命が尽きるまで再度施工する必要はありません。
正しく施工すればガラスの強度は向上しますが、壊れないという事ではありません。
Dグラスコートを施工していても激しい落下や他の不適切な使用方法によって割れる可能性はありますので、適切な注意が必要なことは変わりありません。
既にタッチパネルにひびが入っている場合でも更なるひび割れを防止するためにDグラスコートを施工する事ができますが、既にあるひび割れを修正する事はできません。
Dグラスコートは開封後すぐに使用する必要がありますので、パッケージを開ける前に施工の手順をすべて把握し、準備をして置くことが必要です。3回の施工回数を続けて行い、すべての施工作業を短時間で完了してください。しかし、急ぐ必要はありません。